sepiace で できること
sepiace は、自然文を1つ受け取る MCP のツールで、エージェントに長期記憶を持たせます。このページでは、特長、依頼が処理される流れ、KiokuBench の結果を紹介します。
特長
操作はサーバーが決めます
保存するか、読み出すか、検索するか、弱めるかは、サーバー側の判定ネットワークが決め、必要なら組み合わせます。エージェントは文を渡すだけなので、構造化した引数を組み立てるためにトークンを使いません。
記憶はあなたの言葉のままです
記憶の本文は、依頼の文から切り出したものです。LLM が本文を生成したり書き換えたりすることはありません。応答も記憶の本文だけで、ID や保存日時、スコアは返しません。
スコアは忘却曲線に従います
記憶のスコアは、FSRS の忘却曲線を使って読み出すときに計算します。使われない記憶は少しずつ思い出しにくくなり、読み出されるたびに定着します。
記憶はユーザーごとに分かれます
メールに届く6桁のコードかリンクでログインします。データベースの問い合わせとベクトル検索のどちらも、ログインしたユーザーの記憶だけを対象にします。
記憶はあなたの言語のまま残ります
本文は依頼の文から切り出すので、書いたときの言語のまま残ります。KiokuBench v0.1 では、会話と違う言語で書かれた sepiace の記憶はありませんでした。
仕組み
エージェントが文を1つ送ります
たとえば「ユーザーは端的な応答を好む。ただしコードレビューは詳しく」のような文です。MCP のツールは自然文だけを受け取ります。
判定ネットワークが操作を決めます
サーバー側のネットワークが、行う操作を選びます。迷ったときは推測で決めず、層を深くして問い直します。
本文を切り出して保存します
記憶の本文を文から切り出し、ログインしたユーザーの記憶として保存します。スコアは、読み出すときに忘却曲線から計算します。
返すのは記憶の本文だけです
エージェントが受け取るのは記憶の本文だけです。
KiokuBench の結果
KiokuBench は、記憶のシステムが何を覚え、何を置き換え、何を忘れたかを、保存された記憶と正解の事実の台帳を突き合わせて測ります。下の表は、会話をそのまま渡す経路の合計です。
| 指標 | sepiace 会話そのまま | Supermemory 会話そのまま |
|---|---|---|
| 再現率 | 99% | 98% |
| 変更の反映 | 99% | 100% |
| 古い版が残る | 1% | 5% |
| 忘却の違反 | 0% | 78% |
| ノイズ率 | 13% | 20% |
| 言語の不一致 | 0% | 42% |
| 確認の質問 | 97% | 88% |
| 圧縮 | 1.29 | 2.30 |
sepiace は、1つを除くすべての指標で Supermemory と同じか上回りました。変更の合図を明示した経路では、変わった事実の古い版が残る割合が sepiace は22%で、Supermemory の11%より高くなりました。10人を1回だけ測った結果です。
sepiace をエージェントにつなぐ
MCP クライアントに URL を1つ登録し、メールアドレスでログインします。